今日の即席麺この一杯。まねきのえきそば 天ぷら
先日、大阪市内の島之内という町に出向きましてね。
島之内は、コリアンの人たちが多く住む地域なんですね。
それで、韓国食材を販売するお店もいくつかあるんです。
そうしたお店で、魅力的な韓国即席麺を多数ゲットできたんです。
それらを早く紹介したいところなんですけれど。
地元のスーパーで、また別に魅力的な即席麺を見つけましてね。
日清食品のカップ麺、「まねきのえきそば 天ぷら」です。
まねきのえきそば。
鉄道の旅がお好きな方なら、ご存知かもしれません。
兵庫県の姫路駅の構内に、「まねき」という駅そばのお店がありましてね。
このお店で出される「えきそば」は、蕎麦の代わりに、中華そばの麺を使っているそうなのです。
鉄道旅好きの私も、まだ食べたことがないのですね。
姫路は何度も旅しているのですが、なかなかまねきさんで駅そばを食べる機会がなくて。
そういう経緯もあって、今回このカップ麺を見つけて、食べてみようと購入してみたのです。
中身の内訳はこうなっております。
麺以外に、粉末スープ、一味唐辛子、先入れ天ぷら。
ちょっと見は同じ日清食品の「どん兵衛 天ぷらそば」みたいですが。
こちらの商品は、天ぷらが先入れ式なんですね。
ところで、ふたの内側に、えきそばのおこりが書かれていますね。
戦後の食料難の時代に、アイデアを活かして生まれた一品だったのですね。
おいしいえきそばが、戦災で打ちのめされた、姫路の市民の心を支えてきたのかもしれません。
そうしたことに思いを馳せながら。
粉末スープ、天ぷら、一味唐辛子をカップ内に忍ばせ、お湯を注いで4分間待ちます。
美味しそうな出来上がりですなあ。
さっそくいただいてみましょう。
麺が、独特です。
その形のせいなのか、どこか蕎麦のような食感の、中華麺。
鰹だしのスープ。
柔らかい天ぷら。
おおむねは、天ぷらそばを食べている感覚なのです。
でも、やはり麺が蕎麦と中華麺の中間のような、独特の存在感なのですね。
蕎麦を食べている!と思っていいのか、和風ラーメンを食べている!と思っていいのか…。
味覚と味覚の狭間に置かれたような、不思議な味わいでした。
これは一度、姫路駅でオリジナルの駅そばの方も食べてみたい。
そんな気分になってきました。
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