今日の即席麺この一杯。チキンラーメン
即席麺の元祖でありながら、孤高の道を行っていますね。
地球上に存在する全ての即席麺の元祖。
1958年から販売されている、チキンラーメン。
言わずと知れた、偉大な存在であります。
たまに食べたくなるんですよね。
このオレンジ色を基調にしたパッケージの色合いが、なんとも。
食欲をそそるのです。
油で揚げた麺です。
見るからに美味しそう。
鶏ガラスープが染み込んで、味もしっかりついています。
別添えの粉末スープなどはありません。
麺だけ!
他にこういう即席麺、なかなかないですよね。
作り方は、二通りあります。
鍋で煮込む場合は、450ミリリットルのお湯に麺を入れ、1分間煮込みます。
熱湯を麺にかけてつくる場合は、丼等に麺を入れ、熱湯をかけて3分。
私はチキンラーメンというと、丼でお湯をかけてつくるのが好きなのです。
今回も熱湯がけでつくりましょう。
チキンラーメン専用の容器に、ラーメンをセットしました。
上記の写真ではわかりにくいですが、麺の真ん中には「たまごポケット」があります。
生卵を落とすとちょうどフィットする、くぼみがつくってあるのですね。
以前はそんな便利なくぼみはなく、近年になって施された工夫です。
たまごポケット。
わかりますか?
ここに生卵を落として食べると、美味しいんですよね。
私、普段は即席麺をご紹介する際は具を入れないんです。
しかし今回は我慢できなくなったので、生卵を落としてしまいますよ。
この通り。
落とした生卵は、しっかりたまごポケットに収まりました。
この上から、お湯をかけて参ります。
ふたをして、3分間待ちましょう。
この容器のひよこちゃん、時間待ち顔がなかなか可愛いですね。
すぐおいしい、すごくおいしい。
3分経ったので、ふたを取りました。
この写真を見て、美味しそうだと思うかどうかは、人それぞれ…。
私は、美味しくいただきました。
少し塩気のきつい、鶏ガラスープの味が懐かしいです。
他の即席麺では味わえない、細かいちぢれ麺の食感。
昭和を感じさせる味。
しみじみ味わいました。
新しい世代の即席麺たちと比べて、「ラーメンの再現度」という意味ではひけを取るかもしれません。
でも、チキンラーメンはチキンラーメンという独特の食べ物なのですね。
ラーメンの再現商品、ではなくて。
他にはない味わいを持っています。
チキンラーメンが食べたいときは「即席麺が食べたい」ではなく、「チキンラーメンが食べたい」なのですね。
価格:375円 |