お昼を食べるために、浦添大公園に戻りました。 浦添大公園の展望台に、沖縄そばの名店があると聞いてきたのです。 らせん状のスロープで登れる、斬新な構造の展望台です。 このスロープの反対側に、沖縄そばのお店がありました。 すでに順番待ちの客で行列…
浦添城の敷地内に戦前の那覇市出身の言語学者、伊波普猷(いはふゆう)の墓所もあります。 お参りしました。 伊波普猷は言語学の他、沖縄に関する民俗学等各種の研究に通じ、論文で「浦添は首里以前の王都だった」という説を最初に提唱した人でした。 この論…
浦添前田駅から降りると、もう浦添城が見えています。 あの緑の丘ですな。 近づいていきます。 浦添城は中世から近世まで沖縄を支配していた琉球王朝が、首里城よりも以前に本拠を置いていたところです。 沖縄戦では、軍事的に重要な拠点として、防衛側の日…
旭橋駅近くの、今回の宿泊先に荷物を預けてきました。 また駅に戻ります。 歩道の舗装で石灰岩の粉末か何かで固めてある?感じで、独特の踏み心地でした。 那覇市辺りの地質は石灰岩で出来ていると聞いたことがあります。 沖縄ファミマでは「ファミマでUEMA…
これまでの人生で沖縄に行ったことがなかったんですね。 2019年当時使っていたLCCでは、夏場の観光シーズンに安い航空券が取れない状況で。 しかし冬場の沖縄であればお手頃チケット取れるのでは、と思ったら運よく取れました。 それで2019年の12月、二泊三…
まあ定期的に大正区の沖縄食品のお店に色々買いにいくことがあるんですが。 夏に東京の吉祥寺に行った際、ハモニカ横丁でタコライスを食べたんですね。 それ以来、沖縄熱がくすぶっていたといいますか。 沖縄に行くより気軽に大正区、という。 阪神高速17号…
私、落語わりと好きなんです。 上方落語だと桂米朝師匠、東京落語だと三代目三遊亭金馬師匠の落語が好きでCDをよく聴いてました。 その上方落語で、「阿弥陀池(あみだいけ)」という演目があるんですよ。 まあどういう話か、そこに出てくる二人の男の会話を…
皆さま、岩湧山を御存じでしょうか。 岩湧山は大阪府河内長野市にある山です。 近隣の金剛山ほど著名ではありませんが、南大阪では知る人ぞ知るハイキングスポットであるらしいのです。 山頂にススキが群生している風景が見どころです。 先々月に東京の高尾…
二泊三日の八王子旅に行ってきた翌月なんですが、天気が良かったので金剛山ハイキングに行こうと思い立ちました。 金剛山は大阪府千早赤阪村と奈良県御所市の県境にまたがっている山です。 八王子の高尾山に登った余韻がまだ残っていて、軽いハイキングがま…
東福院坂(天王坂)を登って、北の新宿通りに戻りたいと思います。 途中、坂の右手に愛染院というお寺があって、境内に塙保己一(はなわ ほきいち)の墓所があったのでお参りしてきました。 塙保己一は江戸時代中期の国学者で、『群書類集』という大部の叢書…
二泊三日の八王子旅、三日目に入りました。 この三日目はお昼に新宿発の高速バスで大阪に帰るので、午前中だけの観光です。 朝のJR八王子駅構内コンコースです。 八王子駅は、西都のマンモス駅という趣で。 東京の西の端と言えど乗降者数が半端ないというこ…
これはコロナ禍以前の旅だったのですが、その頃でも東京に来る機会自体があまり無かったもので。 八王子旅ということで来ているのですが、合間合間を見て、東京都内の別の気になっている土地にも足を運んでいく方針なのですね。 そういうわけで、吉祥寺駅に…
小門町から、いったん甲州街道に出ました。 八王子繊維貿易館を沿道に見ました。 八王子は近代に絹の産地として栄え、南の横浜を経由して海外にまで販路を持っていたそうです。 八王子と横浜とを繋ぐ「絹の道」と呼ばれる街道まであったそうです。 いわゆる…
信松院のお参りを済ませました。 お寺の前を通るこの南大通りを、東方面に歩いていきます。 信松院から数百メートル進むと八王子市郷土資料館があります。 消防署の隣の建物です。 えらい年季の入った建物ですな。 敷地内に、八王子市内から集められた庚申塔…
甲州街道を東に歩いて「追分町」交差点に来ました。 ここから北側を通る陣馬街道に入ると、 「八王子千人同心屋敷跡記念碑」があります。 石碑に、八王子千人同心についての詳細な解説板が付いています。 天正10年(1582年)の3月に甲斐(現在の山梨県)を支…
高尾山下山後、高尾山口駅の隣にある温泉施設「京王高尾山温泉 極楽湯」に入りました。 汗を落としてさっぱりしました。 露天風呂もあってよかったですね。 大人一人利用料が1000円、土日祝だと1200円です。 タオル・バスタオル等は持参ですが、別料金を払え…
高尾山頂から下山して参ります。 参道下の山の斜面に紫陽花が群生していて、気分が癒されました。 サル園・野草園にもせっかくだから入園しておきたいですね、大阪から高尾山に来る機会もそうそうありませんので。 サル園と野草園の入場券がセットになってい…
高尾山登山を始めます。 小雨の下で、雨合羽に頼っての登山です。 山火事に注意、です。 今日は湿度高めだから自然発火のおそれはないでしょうね。 登山道が舗装されて登りやすいのは有り難いのですが、そのせいで下からしょっちゅう自動車が登ってくるので…
八王子旅二日目の朝であります。 今日は午前中から高尾山に登る予定だったので、早くに起きています。 昨日の朝に八王子城跡の本丸で右膝を痛めて、ずっと後を引いているんですね。 高尾山で遭難することはないと思うので予定通り決行しますけれど、今から不…
布多天神社から、北の深大寺方面に向かって歩きます。 「調布ヶ丘2丁目」の交差点です。 突き当たりの「東京都心臓協会クリニック」の建物が目印です。 この辺りは落ち着いた住宅地ですね。 布多公園があります。 中で休憩していきましょう。 緑が多くて、な…
『耳をすませば』の聖地、聖蹟桜ヶ丘駅を後にしました。 聖地探訪はやはり、胸が躍ります。 私は調子付きました。 京王線で都心方面に向かえば、沿線には聖地がいくつもあるではないか、と気付いたわけです。 広々とした駅前広場に降りて参りました。 京王線…
滝山城跡から、路線バスでJR八王子駅前に戻ってきました。 本日の午後は滝山城跡の他には予定を入れていませんでした。 空いた時間を適当に八王子市内散策に費やしてもいいのですが、明日以降にも八王子市内を散策するまとまった時間があるのです。 ここは近…
武蔵野うどんにすっかり魅了されました。 雨降ってるし膝の靭帯バグってるしで具合悪いですが美味しいものを食べて体が温まると、不思議と楽観的になってきます。 西放射線ユーロードを通って八王子駅北口に戻りました。 観光案内所の方に、滝山城に行く路線…
負傷した足をいたわりながら、時間をかけて下山しました。 痛いです。 八王子霊園の入口あたりに宗関寺というお寺があって、境内に水戸藩家老の中山信治(なかやまのぶはる)が寄進した梵鐘があります。 梵鐘に刻まれた銘は水戸光圀に重用された、明出身の僧…
御主殿跡から古道への戻り際、橋の上から城山川を眺めました。 この上流に御主殿の滝があります。 城の女性たち、武将たちが自害の後に滝壺に身を投げ、流れが血で赤く染まった。 そんな伝承が残っているそうです。 なんだか、御主殿の滝を見学しに行く元気…
北条氏照(ほうじょうじてる)の墓所を後にして、八王子城跡への道筋に戻ります。 日本百名城、国指定史跡、八王子城跡。 身震いしました。 道の向こうから、霧も出ていて…。 怖くなっています。 右手に行くと、八王子城跡の登城口です。 左手に行くと、北条…
作務衣の僧侶たちは部屋を去った。 時子(ときこ)たち一同はそれぞれ、車座になっていたままの位置にいる。 彼女たちの前にはそれぞれ、精進料理の膳が据えられている。 「よかったの?」 美々子(みみこ)が静かな声で言った。 一同は、美々子ではなくアリ…
八王子城跡交差点まで歩いてきました。 この交差点を北に行くと東京霊園、八王子霊園といった霊園の最中に入っていきます。 そのためか、石材店、仏花店等が多いです。 北には行かず、西側に行く左手の道を参りましょう。 こちらですね。 なだらかな傾斜にな…
荷物を今夜宿泊予定のビジネスホテルに預けてきました。 八王子駅構内から南口への通路、外から見るとああいう渡り廊下になってたんですね。 線路と車道をまたいでいます。 これからまた八王子駅に戻って、電車で市内の史跡散策に出かけます。 八王子の史跡…
時子(ときこ)たちは僧坊の一室で、車座になっている。 精進料理を待っている。 お坊さんが運んできたら陣形をどうするか決めよう、というのは東優児(ひがしゆうじ)の提案だ。 なら、お坊さんが来たときには優児が聞いてくれるだろう、と時子は期待した。…